自立神経は、血管やリンパ腺、内臓など自分の意思とは無関係に動く組織に関係した神経。呼吸や代謝、消化器などの調整をし、生命活動を維持する働きをになっている。
自律神経には活動するときに活発になる交感神経と、休息のときに働く副交感神経の二つからなり、必要に応じて活動が入れ替わる。
不規則な生活や、仕事や人間関係からくる強いストレスに長期間さらされると、このバランスが崩れ、様々な症状が現われる。ただ、内臓などに具体的な症状が現われるわけではないので、精密検査をおこなっても異常が発見されないことが多い。
その症状は、人によって多種多様である。肩こりや頭痛、めまい、吐き気など、身体的な症状が出ることもあれば、不安になる、怒りっぽくなる、わけもないのにイライラするなど精神的な部分に症状が現われることもある。
具体的な病気としては、不整脈や気管支ぜんそく、過呼吸症候群、メヌエール病などがある。女性は更年期障害も関係する場合がある。自律神経失調症じたいが正式な病名ではないため、本来は違う病気でも自律神経失調症のひとつとしてかたづけられてしまうことも多く、注意が必要といわれている。
また、自律神経の中枢は視床下部にあり、ここは怒りや不安に関係する辺縁系と繋がっており、心の問題にもかかわってくる。
大きくわけて、次の4つのタイプがある。
●本能性自律神経失調症
生まれつき自律神経に乱れが生じるタイプ。
低血圧、虚弱体質などがある。
●神経症型自律神経失調症
体調の不調に敏感な人がなりやすい
●心身症型自律神経失調症
日常のストレスを無理に押さえ込む人がなりやすい。自律神経失調症の半分がこのタイプとされる。症状や重さは人によって異なる。
●抑うつ型自律神経失調症
慢性的なストレスの蓄積などでおこるうつ反応。
体の症状に抑うつ状態がかくれて、うつと診断されないこともあるので、注意が必要。
治療法は病状、本人の性格、ライフスタイルにあわせて以下のようなものが行われる。
●自律訓練法によるセルフコントロール
●薬物療法
●カウンセリングなどの心理療法
●マッサージやストレッチなどの理学療法
●音楽療法やアロマテラピーなどの五感にはたらきかけるもの
●ライフスタイルの見直しの指導(アルコールの過剰摂取、運動など)
うつと診断された場合は、心療内科や神経内科の治療を受けることもある。
異常は西洋医学の見方であるが、漢方医学では西洋医学の治療法とは異なる視点、治療法を用いる。
漢方医学は、自律神経失調症は『気・血・水』の3つに問題が生じて、気虚(気が不足していること)気うつ(気の流れが阻害されている)、気虚(血液が不足している)場合に起こるとされている。
その人の症状や体質を考慮して、その人にあった漢方薬を処方する。現在、漢方は病院でも処方できるところが増えており、保険も適用される。一般にはあまり知られていないが、副作用が強くでることもあり、体質によっては処方できないこともあるので、専門医の相談が必要不可欠。
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